我家の日常

 
 神姫の紹介文も作ったことだし、新たな門出を祝って久々に神姫ネタ。
 本来の神姫の性格からは完全に逸脱してるけど、我家ではいつもこんな感じです。
 

 
 ルゥ「おはようイズマッシュ。片付けとは感心だな」
 イズマ「おはよー、ルゥっち。あれ、いつもの帽子はどうしたの?」
 ルゥ「ああ、またケモック達が持っていったみたいで見当たらないんだよ」
 イズマ「またぁ?ルゥちゃんもたまにはガツンって怒らなきゃ〜」
 ルゥ「まあ子供たちのするイタズラだからな。イタズラと言えばあかり見なかったか?」
 イズマ「見てないけど?・・・あかりちゃんも“また”何かやったの?」
 ルゥ「クゥのおやつを“また”勝手に食べたそうだ。凄い形相でクゥが探してた」
 イズマ「これで8度目だよ〜。ホントこりn」
 
 あかり「呼んだかウラァァ!」
 (ドンガラガッシャーン)
 

 
 イズマ「うわぁぁぁ!?」
 ルゥ「そんなところに潜んでいたのか」
 あかり「ふふふ、誰かが私を呼ぶ声が聞こえてな…」
 イズマ「ビックリさせないでよ!あーあ、折角片付けたのにィ」
 あかり「ああん!?仕方ないね」
 ルゥ「冗談はさておきだな、あかり。お前、またクゥのおやつ勝手に食べただろう?」
 あかり「!!…な、何のこと?証拠もないのにとぼけたことを!」
 ルゥ「証拠はないが、クゥが凄い形相でお前のことを探してたぞ」
 あかり「マジでぇ?やばい、ここも危ないぞ!皆早く非難するんだ!」
 
 クゥ「誰がどこに非難するって?」
 (ガシッ)
 

 
 あかり「ふにゃ!?クゥちゃん!!」
 クゥ「…あかり、今日という今日は許さないわよ」
 あかり「え、えへへへへ」
 

 
 クゥ「と言うわけで御仕置きよ、あかり!」
 (スパーーン!)
 あかり「アッー!!」
 ルゥ「昭和の悪ガキみたいな扱いだな」
 (スパァァン!)
 あかり「にゃああん」
 クゥ「な、何よ突然甘ったるい声出して…」
 

 
 あかり「クゥちゃんもっと優しく、愛情こめて叱らないと思いは伝わらないよ?」
 クゥ「は、はぁ?」
 あかり「ただ怒って叩いてるだけじゃ、思いは伝わらない。クゥちゃんにも分かるでしょ?」
 クゥ「はぁ、もっと優しく、思いを込めてってこと?」
 あかり「うん…」
 ルゥ「おかしな展開になってきたぞ」
 
 クゥ「それじゃ、いくよ?えい」 
 (ペチッ)
 あかり「はひっ」
 (ペチッ)
 あかり「ふにゅっ」
 

 
 ルゥ「なんだこれ」
 イズマ「すごーい、あかりちゃんあんなに叩かれてるのに」
 ルゥ「…何かに目覚めたようだな2人とも。やれやれ」
 
 後日、ルゥの帽子は魚の骨が添えられた状態で発見された。
 ルゥ「手紙?『かしてくれてありがとう くーぴー こぽも』…生臭くてしばらく被れそうにないな」