ムル子1/2

 
 うああ、忙しいー!
 まあ、就活期間が1ヶ月しかないのだから仕方ないのだが。
 余りに突然の出来事だったせいか、軍資金の減りも半端ない。
 しかも就活のせいでバイトに入れる時間が激減し、収入も先細り…。
 この勢いでいくと、就活費用すら危ういってレベルじゃねーぞ
 
 だが、ここは逆に考えるんだ、今は金がなくて助かったと…。
 この2月から3月にかけてコナミがどれ程の物量を投入してきたことか。
 だが、俺は最初から戦いを諦めることができる。
 
 …しかし、黒素体くらいは買ってやらんとな。
 くそ、俺は娘達とキャッキャウフフ、ブブンドドドしたいだけなのに…!
 俺のマイドキュメントも神姫のネタ用ワードファイルが増えてきている。
 いつになったら消化できるんだ、コレ…。
 てか本当に全部やんのか>俺
 

 
 ムルルゥ「さっきから何をブツブツ言っておるのだ、隊長。もといマスター」
 だ、誰だ!?俺の日記に割り込んでくるヤツは!!
 ああ、何だ、ルゥか。ビビらせるなよ。
 …って!今日は喋るんですか!?
 ムルルゥ「ん、駄目なのか?」
 私的に前回のネタは黒歴史なので、できればお引取り願いたいのですが!
 ムルルゥ「今更何を言う。それにいつも喋っておるだろう?」
 まあ、それはそうだけど…。
 

 
 あれ、それよりその看板、まだ持ってたのか?
 ムルルゥ「別に好きこのんで装備している訳ではない。誰かさんが撮影のために持たせたんだろう」
 ああ、そうか。撮影、お疲れだったね。
 ムルルゥ「余り妙なものを持たせるなよ、マスター。…ま、まあ、マスターがどうしてもと言うなら、また協力してやってもいいがな」
 本当かい?そりゃ助かるよ。
 ムルルゥ「ふん、勘違いするなよ、マスター。別にマスターのためにやってるんじゃない。こんなしょうもないブログを見てしまった人への、せめてもの償いのためにやってるんだからな!」
 ヒドッ!?てかルゥにも償いの気持ちがあったのね…。
 ムルルゥ「当然だ!」
 分かったよ、もう少し上手く文章が書けるように努力するよ。
 ムルルゥ「ついでに撮影技術の方もいい加減、向上させろ」
 鋭意努力シマス。
 ムルルゥ「む、素直でよろしい」
 それよりさぁ、ルゥ。
 その看板って何かアレだね。
 ムルルゥ「アレ?」
 ほら、らんまに出てくる親父さんで――
 ムルルゥ「…!!ぱ、パンダと一緒にするなぁ!!」
 

 
 ドガ
 
 ぐほっ!?
 

 
 あかり「…ちっ、出るチャンスを逃した」
 ペイリィ「わー、何かルゥちゃんだけ贔屓されててずるーい」
 あかり「…これがシンキゲキ?」
 ペイリィ「あはは、上手いこと言うね〜」
 ムルルゥ「う、うるさい!何だ、お前らまで!何がSHINKI劇じゃ〜!!」
 ペイリィ「えー、何でよぉ〜」
 
 
 俺…この戦いが終わったら…黒素体をみんなに買ってあげるんだ…
 しかしルゥに撮影技術云々言われたのに、
 今回全ての写真でホワイトバランスを間違えてる俺って…。